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メモの整理方法 — タグを増やすより、タイトルを直す

2026-09-12

メモの整理方法を調べたことがあるなら、おそらくこの流れを通ってきたはずです。

タグの規則を決め、フォルダを分け、色まで付けて体系を作る。2週間ほどはうまくいきます。そして忙しい日にひとつ適当な場所へ放り込み、それが2つになり、気づけばタグが30個あるのにどれも使っていない状態になります。

先に結論をお伝えします。整理の体系を細かくする方向が間違っています。 必要なのはひとつだけです。

タイトルを文で書き、フォルダは1つにする。探すのは検索に任せる。

この記事では、なぜそれで足りるのか、そしてそれが成り立つための前提について書きます。

メモの整理体系が毎回崩れる理由

タグとフォルダで整理する方式とタイトルで整理する方式の比較

手間は書くときに、利益は探すときに

タグとフォルダの根本的な問題は、コストと利益の時点がずれていることです。

分類の手間はメモを書く瞬間に発生します。ところがその利益は数週間後に探すときに返ってきます。人は目の前の手間を将来の利益より重く感じるので、忙しいほど分類を飛ばします。そして一度飛ばした時点で、体系はもう信用できなくなります。

未来の自分は別の言葉で探す

もっと大きな問題があります。今日 #仕事/企画 に分類したメモを、2か月後には「あの見積もりの話」として思い出すのです。

分類は保存するときの頭の中の構造に従います。検索は探すときの頭の中の言葉に従います。この2つはしょっちゅうずれ、ずれる側はいつも分類のほうです。

フォルダは1つしか選べない

会議で出た開発日程の話は、会議でしょうか、開発でしょうか、日程でしょうか。正解のないこの迷いが毎回繰り返されます。迷う時間が惜しくなって結局どこかに放り込み、その瞬間にフォルダは意味を失います。

タイトルだけで終わらせる整理方法

そこで提案はとても単純です。分類に使っていた労力を、タイトルに使うということです。

1. タイトルはラベルではなく文で書く

いちばん大事な習慣です。タイトルにあとで検索する言葉が入っているように書きます。

こうではなくこう書く
議事録2026-09-12 A社 見積もり会議 - 単価の相談
アイデアブログ自動公開のアイデア - ドライブのフォルダを監視
病院膝の痛み 整形外科 - MRIを勧められた

コツはこうです。日付・固有名詞・そのとき使っていた言葉を入れること。2か月後の自分が思い出すのは #仕事 ではなく、A社 と 見積もり です。

2. フォルダは1つにする

フォルダを分けなければ、「どこに入れよう」という迷いそのものが消えます。全部ひとつに入れて、一覧を日付順で見ます。最近書いたものが上にあり、古いものは検索で見つけます。

性格がまったく違うまとまり(仕事と個人など)だけ、フォルダ2〜3個に分ければ十分です。それ以上はたいてい管理コストが増えるだけです。

3. 整理は捨てることから

溜まったメモが重荷なら、分類せずに捨ててください。 二度と開かないメモをきれいに分類するのは、整理ではなく先延ばしです。

この方法が成り立つ前提がひとつあります

タイトルで整理する方法は、タイトルで探せるときにだけ成り立ちます。そしてここで、アプリによって決定的な差が出ます。

アプリ内だけで探す方式とドライブでファイル名から探す方式の比較

メモがアプリのデータベースの中にあると、タイトルはそのアプリの中でだけ意味を持ちます。そのアプリを開き、そのアプリの検索窓を使うしかありません。

反対に、メモがファイルでありファイル名がそのままタイトルなら、タイトルはどこでも通じる名前になります。

つまりファイル名がタイトルであるとき、タイトルはアプリの機能ではなく自分の資産になります。

Fenex はタイトルをファイル名にします

Fenexでタイトルを書くと、それがそのまま自分の Google ドライブのファイル名になります。

タグ機能がないのは作れなかったからではなく、タイトルと検索で足りると判断したからです。

もちろんこの判断が全員に合うわけではありません。属性で絞り込む作業(状態・担当者・期限でフィルタする)が必要なら、データベース型のツールが合っています。この方法は読み書きする記録に向けて作られています。

まとめ

やめること代わりにすること
タグの規則を作るタイトルに検索する言葉を入れる
フォルダを何層も分けるフォルダ1つ+日付順で見る
分類して溜める見ないものは捨てる

メモの整理方法の目的はきれいな一覧ではなく、2か月後に見つけることです。その目的だけで見れば、タイトル1行はタグ30個より強いです。

今日書いたメモを1つ、タイトルだけ直してみてください。日付と固有名詞を入れるだけでも違います。

そのタイトルが自分のファイル名としてそのまま残るほうがよければ、Fenexを開いて最初のメモを書いてみてください。登録は不要で、Google ドライブを連携するだけです。

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